自分のすべきことをしなさい

2019年10月19日2021年7月14日

このたび、広範囲な地域に甚大な災害をもたらした、台風15号および 19号により、
被災された方、みなさまにこころよりお見舞い申し上げます。
物心両面での復興を願っております。

わたし、舞台女優をしていたからか、
どうにかすると過剰に感情移入しがち（エンパス疑惑あり･笑）なので

こんな日常がひっくり返っちゃうような数日を
どうやって過ごしたのか、

何かのご参考になれば、と思い、
書き残しておきますね。

ニュースは消音で

台風当日、どんな緊急連絡が入るかわからないため、
ふだんは点けっぱなしにしないテレビも、
朝からずーっと点けながら、
PC作業などをしていましたが、

「こんなに大変です！」
「こんなに危ないです！」

って、全国から、レポーターさんの声が、わたしの怖れを煽るので、
いやまぁ、それはそうなんだけど（^^;;; と思いつつ、

ニュースをずーっと聞いてていると、
どんどんネガティブな気持ちになってきて、
呼吸が苦しくなってきたので、

テレビを消音にしました。

そして、ティンシャを鳴らして、それまでの「音（気）」を切り、
シンギングボウルのCDをかけっぱなしにしました。

ティンシャは「集中と覚醒の音」と言いますが、
邪気払いの音、龍神さまをなぐさめる音、とも言われています。

それまで、ネガティブの渦がぐるぐるしていたような空気感を
ティンシャの高く･澄んだ１音が、ばつ！っと切って（笑）
一瞬で、新しい空気に換えてくれるような、
清々しさがあります。

また、シンギングボウルの穏やかでゆったりした、1/ｆゆらぎのリズムと長～い余韻は、
止まりがちで、浅くなりがちな呼吸を、
深呼吸に変えてくれます。

自律神経は、なかなか自分で調節するのは難しいのですが
（例えば、汗をかこうと思ってもかけないしね･笑）
唯一、呼吸は自分で整えることを意識できる。

それで、気分的にずいぶん違いましたよ。

「サバイバーズ･ギルト」にもご用心

横浜･青葉台のうちは坂の上なので、浸水被害の心配もなく、
むしろ吹き上がってくる風と停電が怖かったのですが、
おかげさまで、無事に台風をやり過ごすことができました。

が、翌日になると、次々と被災の様子がテレビに映し出されましたよね。

わたしの実家は水戸なので、
いつも使っている水戸北インターが水没している映像を見て、
目の前がちかちか･くらくらしました☆

そうするとね。

「わー、大変、何かしてあげなくちゃー」
「すぐに現地に行って、お手伝いしなくちゃー」
とか思っちゃうでしょ（笑）

で、過剰にSNSで発信しちゃったり、
いつまでも「大変な情報」を探しちゃったりする。

これを「サバイバーズ･ギルト」と呼びます。
「わたしばっかり無事でごめんなさい」という罪悪感のコト。

その罪悪感があるから、
過剰に誰かを助けたくなっちゃう。

もちろん、助け合うのは素敵なことなんだけど、
自分が苦しくなっても、負担を感じても、それを止められないとしたら、
サバイバーズ･ギルトに捕まっていないか、
疑ってみてもいいかもしれません☆

ちなみに、わたしは、3.11の時にサバイバーズ･ギルトに捕まっちゃって、
いても立ってもいられなくて、友達みんなに連絡しまくったり、
ずーっとテレビの前から動けない状態になりました（笑）

あー、あの時、ご迷惑をかけたお友達の方々、
すんませんでした（笑）

辛抱強くつきあってくれて、
ありがとう（笑）