ついにやって来ました、チベット仏教徒の聖地・ボダナート
ボダナートの中核ともいえる、印象的な建物、ストゥーパ。
それ自体が曼荼羅の構造をなしていて、
チベットの思想である、世界5大元素(地・水・火・風・空)を表しています。
この中は空洞で、ブッダのお骨が収められているのだとか。
仏塔の頭?から四方に広がっているのは、タルチョーという五色旗。
5つの色も、地・水・火・風・空を象徴しています。
旗にはお経が書かれていて、
風に乗って、あまねく世界に広がっていくのだそうです。
ストゥーパの周りを囲むようなマニ車には
「オン・マニ・ペメ・フム」という観音さまの真言が彫られていて、
回すと、お経を唱えたことにしてくれます^^
回す時は必ず「右回し」です。
到着した折、ちょうどお坊さま方が
ストゥーパの入口のお堂で祈りを唱えていました。
ボダナート周辺には、およそ20あまりの僧院(ゴンパ)があります。
チベット仏教には、大きく4つの宗派があって、
ニンマ派、サキャ派、カギュ派、ゲルク派といいます。
もっとも古いのがニンマ派。
8世紀にチベットに仏教を伝えたインドの行者・パドマサンババ以来の伝統があります。
また、カギュ派は最も密教色が濃く、
ダライ・ラマ法王が所属しているゲルク派は論理的で戒律が厳しいのだとか。
そのほか、チベットに仏教が伝わる前の、ボン教もあります。
本物のシンギングボウルと出会いたい
このストゥーパをサークル状に囲むようにして、
お土産物屋さんが軒を連ねます(笑)
シンギングボウルのお店もいっぱい(驚)
さて、さて。
どのお店に入ったものやら・・・
と悩んでいたら。
今回の旅をコーディネートしてくださった、
ヒマラヤ雑貨店「カラパタール」の萩原さんが、
信頼できるお店を紹介してくださいました。
そのお店では、シンギングボウルの販売だけでなく、製造もしています。
日本人スタッフが、製造段階で金・銀を入れているところを確認もしています。
そこで扱っているボウルは、
正真正銘の7メタル、と言えます。
店内には、5メタルのボウルも、マシンメイドのものも置いてありました。
ですから、実際に見比べることも、聞き比べることもできます。
そうやって、違いがわかると、
なるほど、7メタルが特別だということもわかりますし、
街中のお土産物屋さんで売られているシンギングボウルが、
いかに「お土産物」であるかもわかります(笑)
残念ながら、日本にいたのでは、
シンギングボウルの情報があまりにも少なくて、
お土産物を7メタルだと思って買ってしまいかねない・・・
できるだけ、本当の情報を発信していきたい、
こころから強く、そう思いました。
観音さまの真言「オン・マニ・ペメ・フム」
7メタルボウルを、背負えるだけ仕入れ(笑)
ふたたび、ボダナートの街へ。
そこで、タンカのスクールを発見♪
タンカ、というのはチベット仏教の仏画のことです。
正確には仏さまが描かれた絵をタンカ、
仏さまは描かれていない幾何学模様をマンダラ、と区別しますが、
だいたい全部ひっくるめて「タンカ」と呼ぶことが多いです(笑)
仏さまにはモデルとなる原画があって、
それをそっくり真似ます。
また、グラデーションは点描で描くので、
それが細かければ細かいほど、
まるで一筆でグラデーションを作ったように見えるほど、
高度な技術と気の遠くなるような根気(笑)が必要とされた絵だと言えます。
ここでは、先生(マスター)のタンカとともに、
生徒さんたちのタンカも販売されていました。
比べちゃうとね(笑)
そりゃ、先生の絵の方が格段にいいんだけどね(笑)
でも、先生、生徒という価値観にとらわれず、
わたしが見て「いいな♪」と思ったタンカを購入。
仏さまの絵は洋風の部屋になじまないこともあるので(笑)
観音さまの象徴である、蓮華、
そして「オン・マニ・ペメ・フム」という真言が描かれたタンカです。
観音さまは、音を観る、と書きますが、
この「音」は、あなたの「ヘルプ!」という声だそうです。
あなたのレスキューに、すぐさま駆けつけてくれる、
ありがたい仏さま。
そばにいてくださったら、嬉しいですもんね♪
旅はまだ続きます(笑)
シンギングボウル・インストラクター 奥沢侑生(おくさわゆきお)
まずはちょっと試したい・・・
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