突然の質問ですが、サボテン、育てたことありますか？
あまり手がかからずに育てられるサボテン。
殺風景な部屋でも緑が１つあるだけで、
ほっとする空間に変わりますよね。
実は、このサボテンの棘、
あなたの言葉１つで、ほわほわに変わっちゃうんです（笑）
「ありがとう」
「きれいだね」
「かわいいね」
「ごめんね」
「大好きだからね」
こんな言葉をかけられていると、
サボテンの棘が、やわらかく、産毛のようになっていきます。
逆に、厳しい言葉や悪い言葉を聞かされると
棘はどんどん固く、太く、鋭くなります。
これ、本当です（笑）
以前、職場を退職する時に
「いつも奥沢さんが水をやっていたから」
「ここにあっても、誰も世話しないだろうから」って、
譲り受けたサボテン。
最初は色も暗い緑色で、
折れて、えぐられたような痕もあったりして、
気の毒な姿をしていたんですが、
毎日、自宅の明るい窓辺で声をかけるようになったら、
気が付くと、新しく成長してきた部分は、色もやさしい黄緑色だし、
本当に棘が赤ちゃんの産毛のようになっていて（笑）
指に刺さらないほどになっていました（驚）
下の方の、たぶん職場にいた頃の部分は
だんだん棘が抜けて、目立たなくなっていきました。
また、最近の研究では、
「シャクシャク･･･」という、青虫が葉っぱを食べている時の音を録音して
キャベツに聞かせると、苦み成分が増した、
という結果が得られたそうです（驚）
キャベツに耳はないのに（笑）
どうやって聞くんだろう･･･と、ふと思ったんですが、
きっと、「シャクシャク･･･」という振動が、葉や茎、根に響くんでしょうね。
それを「聞く」という言葉に翻訳したんだと考えます。
シンギングボウルのトリートメントでは、
からだの上にシンギングボウルを乗せて鳴らします。
耳だけではなく、全身でシンギングボウルの振動を「聴いて」ほしい。
そして、そのやさしい響きに包まれてほしい。
もし、あなたのこころの中に小さな棘が刺さっていたとしたら、
きっとやわらかい産毛に変わってしまうと思うから^^
シンギングボウル･インストラクター 奥沢侑生（おくさわゆきお）
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