世の中はコロナ、コロナ、と
急に浮足立って来ていますね=3
どうもフェーズ(局面)が変わったようです・・・
フェーズが変わるとは?
「フェーズが変わる」って、
政治家とかアナウンサーとかが
よく使いたがるフレーズだけど(笑)
どういうことか、というと、
いままで恋愛映画を見ていたのに、
チャンネル変えたら、
バイオハザードやってるよ、
みたいな(笑)
いままで「赤毛のアン」見てたのに、
隣のチャンネルでは、
「北斗の拳」か、
みたいな(笑)
歳がバレるか(笑)
え、いや、さすがに、この時代は知らないけども(笑)
恋愛映画の中で通用していた常識は、
バイオハザードでは通用しません。
北斗の拳のルールは、
赤毛のアンでは通用しません。
どっちがいい、悪い、じゃないんだけどね(笑)
でも、いままで通りでは通用しない。
チャンネル変わってすぐなので、
新しい常識・ルールに、みんな戸惑ってる。
それで世の中全体が、浮足立っちゃってるんじゃないかな~、
と、わたしは思っています。
大切なことは「いつも通り」であること
でね。
そんなふうに、世の中がわちゃわちゃしている時に、
大切なことって何だろう、
って思って。
わたしなりに、1つ、答えがある。
それは
いつも通りであること
新しいことに直面すると、
ひとは、危機管理能力が働いて、
まず「怖い!」って思うのね。
怖いから、攻撃する。
暴力が始まると、
冷静でなくなって、
それまでの秩序がなくなる。
無秩序という混沌に陥って、
人間性が失われていく。
実は、それが一番怖い。
3.11の時もそうだった。
世の中がひっくり返っていた時、
舞台人は迷いに迷った末、
「いつも通り」公演をした。
音楽やってた友達も、
「いつも通り」演奏をした。
そして、落ち着きと思いやりを
みんなが取り戻した。
アートの力って、そういうことだと思う。
世界は美しいの。
正しい秩序でできている。
ハチの巣、正確な六角形の連なり。
きれいよね。
花弁のひろがり、
ふいに見つかる虹の色、
雲を形作る水の粒子。
音。
たとえ、破壊や暴力、理不尽を
フィクションの中で描いていたとしても、
逆に、そこからリアルな世界の秩序と調和を味わい、
体験しなおすことができる。
たとえば、シェイクスピアの「リア王」って救いがないのよ。
「マクベス」も、役者はやっててイヤんなるわよ(笑)
でも、それを追体験した観客は、
劇場を後にした時、
「ああ、自分はリアじゃなくてよかった、
マクベスみたいな選択をしない」
って思う。
それが演劇の力、舞台の力、
アートの力。
ドイツの文化大臣に感動した
ドイツの文化大臣、モニカ・グリュッターズさんが、
3/11に声明を出したよね。
その全文はこちら
(ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のHPです)
ドイツ語でわからんわ~・・・という方は
いや、わたしも読めませんが(笑)
慶應大学の粂川麻里生教授による翻訳がなされているそうです。
ものすごく大事なので、共有させていただきたく、
こちらから転載させていただいてます。
コロナウィルス ー 文化大臣、文化施設と芸術家に支援を約束
「自己責任のない困窮や困難に対応する」
(グリュッタース文化相)
プレスリリース89号
2020年3月11日(水)
連邦政府報道情報局(BPA)
コロナウィルスによる文化的イベントの中止
および明らかな来訪者減少を鑑み、
モニカ・グリュッタース文化大臣は
文化施設と芸術家の支援を決定した。
「現在の状況が文化と創造にかかわる経済にとって、
とりわけ、小規模の文化施設と
フリーランスのアーティストの方たちに、
深刻な逼迫をもたらしかねないことは理解しています」
(グリュッタース文化相)
連邦政府における文化とメディアに関する責任者である同大臣は、
政府の支援を受けている文化施設に対し、
ローベルト・コッホ研究所の報告を指針とするように推奨した。
また、そうすることで、大規模なイベント、
特に閉ざされた空間で開催されるものは、
中止するべきであり、
他方、小規模な催事は、個々の条件を鑑みて、
実行に十分な責任が負えるかどうかを、
各自で判断することになるとした。
「われわれは、しかし、現在の状況にあって、
文化は良き時代においてのみ
享受される贅沢品などではない、
と認識しています。
ある一定期間、文化活動を諦めなければならないとすれば、
それがどれほどの喪失であるかも、
われわれは理解しています」
とグリュッタース文化相は語る。
「それでもなお、
私たちが文化イベントの中止を
要請しなければならないとすれば、
それは目下の状況が
きわめて異常な緊急事態であるためなのです」
グリュッタース文化相は続ける。
「芸術家と文化施設の方々は、安心していただきたい。
私は、文化・クリエィティブ・メディア業界の方々の
生活状況や創作環境を十分に顧慮し、
皆さんを見殺しにするようなことはいたしません!
われわれは皆さんのご不安をしっかり見ておりますし、
文化産業とクリエイティブ領域において、
財政支援や債務猶予に関する問題が起こるようであれば、
個々の必要に対して対応してまいります。」
同大臣は、政府内において、
救済措置に関する懇談会に
文化・メディア業界の代表者たちを招くことも提案した、
とも語った。
「われわれは、自己責任ではない困窮や困難に対応し、
これを救済しなくてはなりません。
これは、経済的な救済であるだけなく、
中止・キャンセルによって
激しく揺さぶられている文化の世界を
救うことでもあるのです」
とグリュッタース大臣は語った。
また、ニューズウィーク(日本版)でも、
以下の記事を挙げています。
記者は、モーゲンスタン陽子さんです。
予断を許さない異常な状況と
先の見えない不安感のなかを生き抜くには、
体の健康だけではなく、
精神面での健康を保つことも大変重要だ。
「非常に多くの人が今や文化の重要性を理解している」
とするグリュッタースは
「私たちの民主主義社会は、
少し前までは想像も及ばなかったこの歴史的な状況の中で、
独特で多様な文化的およびメディア媒体を必要としている。
クリエイティブな人々のクリエイティブな勇気は
危機を克服するのに役立つ。
私たちは未来のために良いものを創造するあらゆる機会をつかむべきだ。
そのため、次のことが言える。
アーティストは必要不可欠であるだけでなく、
生命維持に必要なのだ。特に今は」
シンギングボウルは生活必需品です
シンギングボウルなんてさ(笑)
いままで通りのフェーズだったら、
「なんの役に立つの?」
「それって、必要?」
「なんかあやしいよね」
「ただの嗜好品、贅沢品、趣味のものでしょ」
って思われてたと思うし、
もしかしたら、わたしもどこかでそう思ってて、
ぶっちゃけ、引け目もあったよ(笑)
でも、こんな時だからこそ、
絶対に必要=3
贅沢品なんかじゃないよ、
生活必需品よ=33
そう確信した(笑)
日常を取り戻す。
クライアントさんの・聴いている方の、落ち着きと思いやり、
人間性をケアする、担保する。
そういうアートが・そういうセラピーが、
これから絶対に必要になってくると思うよ、
わたしは(笑)
シンギングボウル・インストラクター 奥沢侑生(おくさわゆきお)
シンギングボウル体験会について
首都圏の緊急事態宣言を受けまして、
2020年5月6日(水)まで、
対面でのイベントをお休みしています。
お手数ですが、
体験会の最新情報はこちらをチェックしてくださいませ。
シンギングボウルの販売について
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