zoomでシンギングボウルの音を届けるには

「zoomでカウンセリングや占いをする時に
 その前後で、シンギングボウルを鳴らしたいんですけど、
 どうしたらいいですか?」

と、Kさんからご質問をいただきました。

ありがとうございます♪

わたしもいろいろと試行錯誤してきましたので、
その体験をお伝えしますね。

目次

「音が全然 聴こえません」

まずは、わたしの体験談から・・・

先日、別の方(Hさん)から、
「zoomで相談しながら、シンギングボウルを選びたい」とメールをいただき、
日時を決めて、zoomでミーティングをしました。

シンギングボウル入門講座 オンライン

自己紹介をし、
どんなシチュエーションで使いたいか、
どのくらいのサイズをご希望か、などをお尋ねし、
Hさんからのいろいろなご質問にお答えし・・・、

いよいよ、

「じゃあ、氣になっているシンギングボウルの音を聴いてみましょう」
と(笑)


ぼーん♪

と鳴らしてみたのですよ。

そしたら・・・

「あれ? ゆきおさん、音が聴こえません・・・」

えええええ?(驚)

ショック!

それからは、ふたりで、あれこれ、あれこれ(笑)

設定を変えたり、
別のシンギングボウルを鳴らしてみたり、
PCじゃなくて、スマホでzoomに入り直してみたり。

何をやっても「全然 聴こえない」

ひ~(涙)

結局、zoomを切った後、
スマホで録音&録画したものをLINEで送って、
何度もやりとりをした末に、
シンギングボウルを2つもお求めくださいました(感涙)

LINE、やっててよかった・・・orz(笑)

もう、ホント、Hさん、
その節はありがとうございました~(笑)

zoomは「人の声」に特化しているツール

zoom

そもそもzoomは、ミーティングツールとして開発されているので
人間の声の周波数にフォーカスしています。

人間の「声」の周波数は、ふつうの話し声で、100~1,000Hz、
男性の話し声は500Hz、女性であれば1,000Hzくらいの高さです。

シンギングボウルの音は、人間の声の周波数以外も含まれているので
その部分は、zoomでは「ノイズ」として認識され、
カットされてしまいます。

そこで、zoomを通して、シンギングボウルの音を聴いていただくために、
いま現在できる設定として、
ノイズキャンセルを「しない」設定を選んでいます。

zoomにログインしたら、左下の「オーディオ」の右横にある矢印をクリックすると、
「オーディオ設定」ってのが表示されます。

これをクリックすると、

zoom オーディオ設定

「オーディオプロフィール」の欄で、
「zoomバックグラウンド ノイズ除去」の「低」をチョイス。

この設定だと、人間の声以外の雑音も拾ってしまうので、
できるだけ静かな環境でzoomすることをオススメします(笑)

ちなみに、上記で「まったく聴こえない」状態になってしまった原因は、
「ミュージシャンモード(ミュージシャン用のオリジナルサウンド)」にしていたから。

数か月前までは、この「ミュージシャンモード」が
シンギングボウル(楽器)の音を一番クリアに
お届けできていたみたいなんですが、

システムのバージョンアップなどで、
改変されちゃったんですかね~・・・

万が一、ミュージシャンモードを使う時は、
「高忠実度音楽モード」にして、ログインした時の画面に戻り、
画面右上の「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を「オン」にします。

でも、これで失敗したからなぁ・・・

なので、わたしは、いまはとにかく「ノイズも拾う」一択です(笑)
でも、また変わるかもしれません。

zoomで聴いた時もいい音だったけど

一般に人に聞こえる周波数の範囲(可聴域と言います)は、
周波数で20~20,000Hzと言われています。

なので、zoomでご相談されたり、
オンラインショップのサンプル音を試聴して、
ご購入された方のお手元にシンギングボウルやティンシャが届いた時、

はじめてリアルな音を聴いて、

「実際に聴くと、もっと深い、豊かな音がします!」

と感動される方が多いのです(笑)

そう考えると、
人間のセンサーって、すごいですよね。

だって、言葉だけ聴こえていればいいなら、
100~1,000Hzだけ聴こえていればいい、
20~20,000Hzなんて広い幅は不要なわけです。

でも、声にならない音、
たとえば、ため息や、息をのむ音や、ふっと笑う音、
頭をかく音、貧乏ゆすりの音(笑)なんかも、
みんな拾っている。

可聴域の周波数グラフ

心理学の研究によると、コミュニケーションは、
言語(バーバル・言葉そのもの)が7%、
抑揚や声の強弱、表情、しぐさなども含む非言語(ノンバーバル)が93%を
占めているそうですから、

豊かなコミュニケーションのために、
人間には、それだけ広い可聴域が備わっているんですね(笑)

zoomを使って、シンギングボウルの音を届けたい

というわけで、
どんなに高額なマイクを買い揃えたとしても、
現時点では、zoomなどのツール使う限り、
リアルに近い音を届けるのは、
正直、かなり難しいです。

仮に、これから先、zoomの機能が進化して
シンギングボウルをリアルに近い音で届けられたとしても、

それを聴く相手のスピーカーが、その音を再現できるスペックか、
という問題が、次に控えていますしね(笑)

本当に、「リアルな音でなければ・・・」とお思いでしたら、
zoomではなく、リアルにお会いして(笑)
聴いてもらうのが一番なんですが(笑)

シンギングボウル体験会の様子

でも、ご質問くださったKさんは
「カウンセリングや占いの前後に鳴らしたい」のです。

それは、演奏を聴いてもらいたい、というよりも、
場の浄化のためだったり、氣持ちを集中させるためなのではないでしょうか?

もちろん、リアルに近い音をお届けするために、
マイクやzoomの設定は最適なものを選ぶべきですが、

Kさんがクライアントさんの幸せを思って、音を鳴らす、
その氣持ちが音に乗って、クライアントさんに伝わるのではないかな、
と、わたしは思っています♪





プロフィール

シンギングボウル・インストラクター 奥沢侑生(おくさわゆきお)

まずはちょっと試したい・・・
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