シンギングボウルの認定セラピストさんから、
こんな質問をいただきました。
「シンギングボウルのトリートメントって、
何処から
どのくらいの
シンギングボウルの歴史
ヒマラヤ地区では、紀元前から、
シンギングボウルでからだを整える、
体調やこころを整えるのに、音を使う、ということをしていたそうです。
まぁね、昔は抗生物質などなかったからね（笑）
からだにいいもの・使えるものはなんでも･･･
（ヒマラヤ、アンナプルナ･サウスとシンギングボウル）
なので、ここからカウントするとしたら、
そうとうな歴史があります（笑）
日本のシンギングボウル
ただ、あとりえろっかでお教えしているトリートメントのメソッドは、
ネパールからヨーロッパやアメリカなどを経て、
日本で整えられたものと思われます。
というのも、わたしが現地で体験したシンギングボウルのトリートメントは
もっと雑な感じでした（笑）
あれ、わたしが習った手順と違う、
それはNGって教わったことも気にしないんだ～･･･
あ～、日本人って、やっぱり繊細なんだな～･･･
と、正直、思いましたもん（笑）
（カトマンズの高級エステサロンで、トリートメントに使われてたシンギングボウル。
あ、やっぱり5つだ･･･）
日本にシンギングボウルが紹介されたのは、
50年くらい前になります。
「シンギングボウル」が注目された初期には、
すでにヨーロッパやアメリカ、アジアのあちこちで
いろんなやり方があって、
わたしがイギリスで習ったのはこう。
わたしはネパールでこう教わった。
アメリカではこうやってるらしい。
タイでやってるこれいいから取り入れよう･･･
そうやって日本独自のメソッドがだんだんと整ってきた、
のじゃないかな、と想像します。
いいとこどりして、もっと使いやすくするって、
日本人は得意だものね（笑）
シンギングボウルの詳しい歴史＆最新の事情については、
入門講座でお伝えしてますので、
ご興味がありましたら、ぜひご受講ください（笑）
なぜ目覚まし時計の音で目が覚めるのか
ところで、先日、「チコちゃんに叱られる」で（笑）
興味深いテーマを取り上げていました。
「どうして、寝ている人に話しかけても起きないのに、
目覚まし時計の音で目が覚めるの？」
太古の昔、まだ人間が大自然の中で暮らしていた頃。
寝ている間は、かなり無防備。
その間に、天敵が迫ってきているかもしれません。
なので、寝ている間でも、音は聴こえているのだそうです。
でも、なんでもかんでも音を聴いて、
ジャッジメントに脳を働かせていたら、
いつまでたっても眠れない（笑）
そこで、脳は、安全な音と危険な音に分けて聴いているんですって（驚）
音は、命を守る重要な情報なのですね。
いつも聴いている音は「安全な音」。
突発的な音、聴きなれない音は「危険な音」。
そういえば、うちの家族は、
「人の声がしていると安心して眠れる」と言います☆
わたしは逆に、小さな音や声は
気になって気になって、眠れないですケドも（笑）
シンギングボウルのトリートメントで、気持ちよく眠れるわけ
で、シンギングボウルのトリートメントに話を戻しますと。
トリートメントの間、
「気持ちよ～く眠れた･･･」
とおっしゃる方が多いのです（笑）
「半分起きていて、半分寝ていたみたいな感じ」
「懐かしい夢を見ていたみたい」
というご感想も多い。
音があると眠れないわたしでさえも、
うっとり、寝落ちします（笑）
トリートメントの時のシンギングボウルの音って、
低くて、穏やかで、ゆったりしている。
それは、もしかしたら、
お母さんのおなかの中で聴こえていた、
お母さんの鼓動に似ているじゃないかな、
と思ったりして。
それが、耳だけじゃなくて、
からだから直接 その振動が入ってくる。
それって、おなかの中にいた時と、
同じ感覚なんじゃないかしら･･･
だとしたら、気持ちよかった、リセットできた、
と言ってもらえるように、
まるでお母さんのおなかの中にいるような安心感を意識しながら
穏やかに、ゆったりと、慈しむように、
まっさらなあなたの魂が生まれてくるのを待つように、
トリートメントの音を鳴らす。
それが、日本独自のメソッドに、
さらに あとりえろっか独自のメソッド を取り入れた、
シンギングボウル･トリートメント、かもしれません（笑）
あ、そうそう。
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