このところ、ずーっと考えていたこと。
アートとエンターティメントの境目について。
わたしが目指す先について。
シンギングボウルのコンサートがしたい
この春くらいから、ずーっと、
「ホールで、照明も使って、シンギングボウルのコンサートがしたい!」
と願っていて。
これ、やらないと、死ぬ直前にゼッタイ後悔する、
お金の問題じゃない!
やらないで、死んでいく自分を想像したら、
おえ~・・・(涙)ってなる!
とも思っていて(笑)
なんか、わたし、一回舞台をあきらめたけど、
やっぱり舞台に戻るんだな、
芝居じゃなくて、演奏で戻るのかもな、
とも思って(涙)
それを親友のはるちゃん こと 山中治子ちゃんに話したら
「え、うちの長男、宝塚で照明やってたよ?」って
話になって(笑)
こんなところに神さまからのギフトが~!!!って
ぶったまげたのよ(笑)
だから、今回のシンギングボウルの演奏会は、その第一歩なの=3
これは、試しに作ってくれた照明♪
9/23(月・祝)の「予祝い★シンギングボウル演奏会」では、
こんな雰囲気の中で演奏します、
たぶん♪♪
それはアートなの?エンタメなの?
でも、その「夢」を、他の友達に語った時、
「うん、コンサートをやりたいのはわかった」
「で、ゆきおさんはそれで何を表現したいの?」
「それはどんな人に観てもらいたいの?」
「観た人、聴いた人にとって、どんな感動があるの?」
って、逆に聞かれて・・・
なさけないことに、
何も答えられなかったの・・・(とほほ)
その質問はね、
ビジネスの世界では、よく聞かれることなの。
いわゆる「ターゲット」と「メリット」ってヤツなんだけども。
シンギングボウルをはじめて鳴らした時、楽しかったから、
それまでの自分から解放されて、呼吸が楽になったから、
これを必要な人に届けたいな~と思って、
いままで芝居、演劇、ステージアートの分野しか知らなかったから、
あぁ、こりゃ、ビジネスってヤツ・集客ってヤツを学ばないと、
必要な人にも届かないな~と思って、
それで、だいぶがんばってビジネスを学んで(笑)
いまや「教えてください」と言ってもらえるようにもなったんだけど(笑)
でも、ビジネスを学びはじめた当初から
「誰に届けたいの?」
「どんな人の役に立つの?」
という設問に、どんぴしゃな答えが見つからなくて、
や、ひねくり出せば、
なんとなくの答えは出せるんだけども、
自分の底から出てきた答えじゃない、というか、
信念から出てきた答えじゃない、というか。
もやもや、モヤモヤ・・・
で、過去の新聞記事の整理をしていた時、
ふと目に留まったひとことが、これ。
「観客の望むものを推し量って提出する娯楽と、
新しい価値観を提示するアートでは、
役割が異なる」
(天児牛大・朝日新聞・2014/11/3)
衝撃☆
あああああ。
そうなの、そうだったの。
わたしの中心にあるものは、
ビジネスじゃなかったの、
アートだったの。
だから「ターゲット」という問いに
答えが見つからなかったの。
新しい価値観、わたしの世界観
で・も。
「誰に聴かせたいの?(ターゲット)」
「どんな感動があるの?(メリット)」
という問いには、答えられなくても、
「何を表現したいのか」
という問いには、答えがなくちゃダメなんだ。
大きな夢=ホールでコンサート、って、
わたし一人でできるものじゃない。
たくさんのスタッフと作るもの。
そのスタッフさんたち全員が、同じ目標地点を目指していないと
チームになれない。
だから、わたしが考える・感じている「新しい価値観」「わたしの世界観」というものに対して、
輪郭を明確にして、言葉で表現できて・・・
それをしなくてはいけないの。
それをするのが、わたしの仕事だから。
わたしの世界観って、何?
それは、シンギングボウルに乗せて伝えられるの?
結局、舞台の演出をしていた時と同じことを、いま悩んでる(笑)
舞台の上には目に見えない「舞台の女神さま」がいて、
それはもう、確実にいて、
女神さまにすべてを捧げ尽くした役者じゃないと、
女神さまは愛して、振り向いてくれない。
捧げ尽くさなかった甘え者には、
女神さまは「舞台の上の魔物」に変身して、
とんでもない足払いを食らわしてくる。
セリフが出てこない、
台本1ページすっ飛ばす、
出る場面を間違える、
出番直前、楽屋に置いてあった小物が見当たらない、などなど・・・
それはそれは、血の気の引く思いをするの(笑)
だから、わたしは とことん 女神さまに捧げ尽くした。
女神さまを愛し尽くした。
それでも、いい役につかなかったし、
出たい舞台に呼ばれることもなかった。
これ以上、もう何も捧げ続けることができないと思って、
だから、舞台から降りようとも思ったんだけど、
気づいてしまった。
わたしが女神さまを愛していたと同じくらい、
女神さまは、わたしを愛してる(笑)
舞台に戻れ、と言ってる気がする。
ついてきなさい、と言われている気がする。
なんか、もう、それは言葉を超えた衝動みたいなもので、
これがないと わたしは「わたし」と言えなくなっちゃうようなもの。
音と明かりだけで、
まだ誰も見たことのない世界に、
あなたを連れて行く。
そこは、世界の突端。
新しい世界の生まれるところ。
それはどんな世界?
これから、その大問題にとりかかります(笑)
シンギングボウル・インストラクター 奥沢侑生(おくさわゆきお)
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