5月の満月は特別です。
世界中で、満月祭(ウエサク祭)が開催されます。
日本では、京都の鞍馬寺が有名ですが、
今年はコロナの影響で、一般公開されないそうですね。
残念・・・
というわけで、
満月の下、シンギングボウルの演奏をやってみました♪
ウエサク祭とは
「ウエサク」=Vesakという言葉は、
スリランカで使われるシンハラ語で
「ヴァイシャーカ」=Visakhaが由来です。
インド暦の2月を意味しています。
お釈迦様のお誕生日、
悟りを開いた日、
お亡くなりになった日が
すべて「ヴァイシャーカ(インド暦2月)」の
第一満月の夜であったことから、
ウエサク祭は、グレゴリオ暦の5月満月に
行われているのだそうです。
ウエサク祭は、インドから始まり、
仏教の広がりとともに、
スリランカ、ミャンマー、チベット、タイ、インドネシアなどへ波及して、
今では広く全世界で開催されています。
ヒマラヤの北東、標高6,656mのカイラス(Kailash)山の麓に
「ウエサク渓谷」という場所があって、
ここでも、ウエサク祭が行われています。
カイラス山というのは、
チベット仏教徒の聖地でもあります。
日本では、京都の鞍馬寺が有名です。
鞍馬寺では、当日19時から祭事がはじまります。
灯明をともし、祈りを捧げます。
祭事は3部構成で、
1部の終了時に、満月に照らした「明水」を1人1杯いただけるそうです。
ウエサクの祈りは、自分の中に、月の光のような清浄な魂があることに気づき、
それが光(灯明)となって外に漏れ出て、
世の中全体を照らすことを誓う祭典で、
ウエサクの夜には、天と地をつなぐ通路が開き、
こころからの願いが1つ、かなえられるとか。
自分も自然のうちに生かされている、という気づきを
いま、多くの人が感じているのでは・・・
2020年は、そんな中でのウエサクです。
奇跡の3分間!
2020年5月7日。
18:20 月の出、
19:46 満月を迎えます。
が、しかし☆
横浜・青葉台の東の空は、
ぶ厚い雲に覆われ・・・
満月のショットを
なかばあきらめていたのですが・・・
ななな、な、なんと☆
JUST満月となる19:46。
奇跡的に雲間からお月さまが見えました(涙)
そして、シンギングボウルの演奏が終わると同時に
雲の間にお隠れになる、という(笑)
なにこのドラマチックな展開(笑)
奇跡の3分。
シンギングボウルの演奏をお楽しみください^^
ウエサク満月・真夜中のシンギングボウル演奏
でもやっぱり、「the 満月!」っていうお月さまが見たい(笑)
この日の中天は23:51。
真夜中ね。
というわけで、
近所迷惑も顧みず(笑)
深夜にも月に向かってシンギングボウルの演奏を(笑)
カメラのズーム機能を使っての撮影でしたが、
月って、月って・・・
動いてるのね!(笑)
いや、知識ではわかってますよ、わかってますけど、
たった3分なのに、満月が画面を横切っていくのです。
月のめぐり・・・
星の運行・・・
なんだか、感動的でした・・・
その感動を、あなたにもシェア(笑)
さそり座満月のメッセージ
今年・2020年5月の満月は、さそり座・12ハウスで迎えました。
西洋占星術では、満月は
太陽(意志)と月(感情・物質)が向き合うタイミングと読みます。
さそり座は、徹底的な自己の破壊と再生を意味しています。
12ハウスは、ひとりの時間や秘密の場所、インターネットの世界を意味します。
わたしはここのところ、
ずーっと考えていたのだけども。
自宅にこもって、
オンラインやリモートが推奨されて、
いままでのやり方が、まったく通用しなくなる世界。
いままでの肩書や職業がなくなる世界。
いままでの自分でなくなる世界。
その時、何が残るのだろう?
すべてのステータスを脱いだ、根源的な「自分自身」を
見つけなければいけないのじゃないか。
それがなかったら、表現なんてできないじゃないか。
演奏なんてできないじゃないか。
徹底的な、いままでの自分の破壊。
それをしなければ、再生もない、と知っている。
もしかしたら、この先、
わたしもいろいろと活動が変わるかもしれません(^^;;