美の古都、パタン
最終日の午前中は、美の古都･パタンへ。
中心となる広場には旧王宮とともに、たくさんの寺院が建ち並んでいます。
レンガと木で造られています。
2015年の震災であちこち壊れてしまったそうですが、
だいぶ復興しているようです。
柱１本１本に、見事な彫刻が☆
柱の１つに彫られていた、ヒンドゥー教の女神さま、サラスヴァーティ。
日本では弁財天さま、弁天さんとして親しまれています。
芸事と財運の女神さまです。
ご縁がありますように～（笑）
こちらもヒンドゥー教の神さま、ガルーダ（迦陵頻伽）とナーガ。
ガルーダは邪気を食べて退治してくださる神さま。
ナーガは蛇の姿の女神さま。
もともとは河、水の神さまです。
どちらも笑っているような、ひょうきんな表情をされてます（笑）
不謹慎ながら･･･
わたしには「お相撲さん」とファンの女性にしか見えなくて･･･あー、むにゃむにゃ･･･（笑）
や、とても親しみやすい神さまとして彫られていますね～（笑）
これは透かし窓です。
花柄に目を取られがちですが、
透かしの部分（黒い部分）は八芒星の形をしています。
魔法陣の１つです。
これは、旧王宮の入口に彫られていました。
チベットの八吉祥紋（タシタゲ）です。
ん？ あれ？
ここはヒンドゥー教なんじゃなかったっけ？？
ヒンドゥー教もチベット仏教も、
ある部分、重なっていて、不可分で一緒になっていて、
昔からそうやって、お互いに交流しながら、
お互いのいいところを受け入れあってきたのかもしれないなー･･･
ヒマラヤも、八吉祥も、誰のものでもない。
たぶん、シンギングボウルも。
あれやこれや線引きして囲い込まずに、
いいと思った人が、それを伝えて行ったら、伝えて行けたらいいんじゃないかなー･･･
なんて、うすぼんやりと思ったりして^^
この写真は、旧王宮の博物館に展示されていたもの。
たぶん、観音さま、かな。
おやさしく、豊かな感じ。
ふと呼び止められた気がして、写真に撮りました^^
お気に入りの１枚です。
旅も最後に近づきました。
午後は、ボダナート再訪です=3
シンギングボウル･インストラクター 奥沢侑生（おくさわゆきお）
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