龍神さまの正体って?!

知っているようで説明できない言葉シリーズ「竜神さま」

 

知っているようで、説明できない言葉シリーズ(笑)
龍神さま」って何なのよ??

 

SNSの投稿などで、よく見かける、長~い雲

「龍神さまだ~♪」とか
「パワーもらえたね~♪」とか
コメントがついているんですが・・・(笑)

 

たとえば、こんなヤツね(笑)↓↓↓

 

龍神さまの雲

 

これは、台湾旅行の初日に、見かけた雲。

「おおお♪ なんかいいことありそう♪♪」って
一緒に旅行に出かけたメンバーと、
ちょ~盛り上がりましたが(笑)

 

 

でもさ。

ちょっと待って。

 

龍神さまって、雲のことなの?

そもそも、何をさして「龍神」なの??

 

 

わたしは、それをね、「流れ」と理解しています。

 

 

たとえば、古来、「龍」と言われるものには、大きな河などが多くて、

ヤマタノオロチは、毎年氾濫を繰り返す大きな河の比喩だし、

仏教発祥の地・インドでも、
メスの蛇(位が高くなると龍になると信じられている)は
「ナーギィ」と言って、「川」を意味しているし。

 

だから、もしかしたら、
「人間がコントロールできない大きな流れ」を
畏敬の念をこめて、「龍神さま」と呼んだんじゃないかなぁ・・・

 

すっごい、バチ当たりなことを言うと(笑)

流れという事象は、抽象的な概念だから、
それを可視化して理解するために、
先人たちは「龍神さま」を誕生させたのではないのかなぁ・・・

 

 

そう考えると、
日本をはさんで流れる、黒潮、親潮も龍神さまで、
日本は2柱の龍神さまに守られているってことになるね(笑)

偏西風も、地球の北極と南極の周りを守っている龍神さま、
と言えないこともない♪

窓から部屋に吹き込んでくる風も、
蛇口から流れ落ちる水も、
小さいながらも、「流れ」と言えば、流れだし、

もっと、ミクロの世界を考えたら、
わたしたちの体の中を流れる、血流、リンパ、涙、鼻水だって(笑)
ぜーんぶ、流れ。

 

そもそも、「龍(りゅう)」と「流(りゅう)」は
同じ音(オン)ではありませんか(笑)

 

 

でも、じゃあ、
その流れ=龍が、もし、なくなったとしたら。

海流は起こらず、
偏西風は吹かず、
部屋は澱んで、
枯渇して、
わたしたちは生きていられない。

 

だから、龍神さまはありがたくて、大事にしたいけど、
でも、日常生活では、いつも意識してってできないから、
雲だの、水だの、なんか「流れ」を感じた時に
ふと立ち止まって感謝しようよね、
ってくらいでいいんじゃないかなぁ(笑)

 

 

それを踏まえつつ、

長~い雲を見つけたら、
やっぱり「おお、龍神さま♪」って

盛り上がりますけども(笑)

 

 

ちなみに、「時間」も「流れ」です。

この「龍神さま」が一番 身近にいてくれて、
一番 容赦がなくて(笑)

一番 感謝されにくいかもね(笑)

 

 

 

 

プロフィール

シンギングボウル・インストラクター 奥沢侑生(おくさわゆきお)

 

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