シンギングボウルのふるさとを訪ねて　ダラムサラ編（11）旅の終わりはいつも

マンディーからデリーにもどる際に、長距離バスを使いました。

渡印する前に読んだブログでは、
「以前はおんぼろバスで、崖のすぐそばを通り、
　大丈夫か？と思ったけれど、
　最近は、道が舗装され、くねくね道はダラムサラの近くだけ」
と書いてあったので、

油断してました（笑）

ふたたびマジュヌ･カ･ティラへ

「ここ、ホントにバス停？」ってところで
タクシーを降ろされ（笑）
待つこと、1時間30分･･･

ホントにバス来るの？と思いはじめた20時過ぎに、
ようやくボルボの大型バスが♪

幹線道路は、さすがに舗装されているから、
陥没した道路の穴で車がはねて、からだが上下に振られることはなかったけど、
くねくね＆割り込み、そしてひっきりなしのクラクションは、あいかわらず（笑）

とはいえ、旅の疲れもピークだったので、
氣がついたら、デリーのマジュヌ･カ･ティラに戻って来ました。
早朝3時30分着（笑）

旅の初日に泊まったホテルを押さえてあるとのことで、
チェックインとともに、倒れるようにベッドへ。

おやすみなさーい･･･
ぐー･･･

階段を上がると、別世界？

昭和ののんべぇ横丁な雰囲氣の街の中（笑）
眠いまぶたをこすりつつ、
10歩あるけば落ちている、牛なのか犬なのかの糞に氣をつけつつ、
朝食は、ホテル近くのカフェへ。

朝のマジュヌ･カ･ティラ

ここ？ていう細い階段を上がると･･･

なにここ、素敵♪

内装はおしゃれなチベット風。
店員さん、みんなイケメン（笑）
メニューもシリアルボウルとかフレンチトーストとか。
オーダーは店員さんがタブレット操作！
敷地が狭く、4階くらいあるカフェなので、
厨房と行ったり来たりするのが大変なんだろうけど。

フレンチトースト、頼みました♪

え～、こんなカフェが近所にあったら、
毎日通っちゃうかも（笑）

旅の思い出

朝食後は、のんべぇ横丁（←笑）をぶらぶら散歩。

ようやくオープンしはじめたお土産もの屋さんをひやかしながら、
小さなお寺の朝のプジャにお詣りし、

中は撮影禁止です

揺れる燈明が美しい

来た道を戻りながら、
お土産ものをチェック（笑）

こんなの見つけたよ。

チベットらしい色合いのかわいいお香立て。

宝石箱っぽいのもお香立て、というか、お香ベッド？（笑）
お香は寝せて燃やします。

これは･･･？
何に使うんだろう？

聞いたら、お正月のお祝いに、
お供物の箱？に刺して飾るんだそうな。

それから、民族衣装。
チベットの男性が着ているのは、写真でよく見かけるんだけど、
女性が着てもいいんだそうな。
わたしにはサイズが大きめだから、
お直ししなくちゃ、だけど。
シンギングボウルの演奏会で着ようかな（笑）

わたしは買わなかったけれど、
エンドレスノット（チベット八吉祥紋の1つ）がデザインされた、
素敵なTシャツを購入した、ツアー仲間もいたよ。

マジュヌ･カ･ティラは、こじんまりした横丁だけど、
お寺さんあり、お坊さんも多いし、チベットっぽいグッズも揃ってる。
満喫できて、よかったな♪

旅の終わりはいつも

タクシーで、空港へ。

2車線を3台の車が走ることも、ひっきりなしのクラクションも、
土ぼこりにも、窓の外の牛＆犬たちにも慣れてきた頃、
日常に戻る。

あっという間だったような、
ものすごく長い夢の中にいたような。

まだ旅を続けたいような、
うちの湯船が恋しいような（笑）

旅の終わりはいつも、
あえて言うなら、ちゅうぶらりんな、
言葉で表現するのが難しい氣持ち。

たくさんお話してくださった直子さん、
フットワーク軽くサポートしてくださったソナムさん、
いつも穏やかに見守ってくださったお兄さん、
サポートしてくださったみなさん、
一緒に旅してくれたツアーのみんな、

ありがとう、ありがとう。

そして、優秀なツアコンのロサンさん。
また連れてきてね（笑）

ここまで、長～い旅行記を読んでくださって、
ありがとうございました。

一緒に旅をしている氣分になっていただけたとしたら、
嬉しいです。

次回の旅をお楽しみに～（笑）

シンギングボウルのふるさとを訪ねて ダラムサラ編
（１）いざ、インドへ！
（２）ダラムサラへの道
（３）リンポチェのお話
（４）ツクラカン･コンプレックス
（５）ここがメンツィーカン！
（６）金の種
（７）チベタン･アート
（８）修行と瞑想とシンギングボウル
（９）苦難の先に
（10）観音さまに呼ばれて
（11）旅の終わりはいつも

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