幸せとは？どうしたら幸せになれるんだろう？

2019年5月17日2021年7月15日

すっごい大きな、哲学的なタイトルですが（笑）

誰だって、不幸になりたいとは思っていないし、
幸せになりたいな～♪
って思っていると思うんだけど、

そもそも「自分にとっての幸せ」がわからないまま、
神社に行って、お賽銭はずんで
「幸せになれますように～♪」って手を合わせても（笑）
神さまも困ると思うのよね～（笑）

というわけで、今日は「幸せ」について考えてみようかな♪

「幸せ」はどこで感じるのか

心理学の先達、ユング先生は
「こころの働きには４つある」と申しております。

思考
感情
感覚
直観

幸せはどこで感じるか、というと、
「感じる」んだから、まぁ、思考ではないよね（笑）

感覚で受け取って、
感情で感じる、
のかしら。

あたたかくて、やさしくて、やわらかくて、穏やかな感覚があって、
他人に対してもやさしくしてあげたいな、という気持ち＝感情になって、
思いやりや親切のやりとりができる状態。

それがわたしにとって「幸せ」な状態。

「幸せ」を感じるのに必要なこと

「花と音楽と綺麗な布地と美しいもの、
　華奢で可愛らしいこまごまとしたつくりもの、
　低く優しい声とおだやかなやりとり、
　静かな雨の音やさんさんと美しい日光にかこかれて、
　眠るように死んでゆけたら、
　と思ったりする。

　やかましいもの、けたたましいもの、騒々しいもの、
　ずかずかと心を踏みにじるもの、
　あさましいもの、
　そういうものが日に日に駄目になってゆく。

　だんだん浮世離れして、
　羽化登仙しつつあるのかもしれない。」

これは、中島梓さんの「転移」というエッセイの中の一文です。

中島さんは膵臓がんで、2009年に亡くなっています。
その最期までの日々を書き留めたエッセイ。

この一文を読んだとき、
ああ、そうか、って思った。

お金持ちであること、
有名人であること、
美人であるとかやせているとか、
そんなことは「幸せ」とは何の関係もなくて、

あたたかい居場所と、あたたかいお茶、少しばかりのお菓子、
穏やかでやさしい会話、思いやり、
究極、それだけがあったら、
幸せなんじゃないのかな。

なので、Atelier Rocca のサロンでは、
いつでもお茶とお菓子と楽しい会話を用意して、
お客さまのいらっしゃるのをお待ちしているのです（笑）

もう１つの「幸せ」

実は、わたしにはもう1つ、
「わー、もう、幸せ過ぎる～！！！！！」
と言わずにおれない瞬間があって（笑）

それは、仲間と何かミッションをクリアして、
「やったね、いえ～い♪」ってテンション上がってる時（笑）

なので、乗り越えなくてはいけない何か、
アクシデントやトラブルがやって来た時は
来た来た来た来た、
人生のアトラクション！
激流下り！
楽しもうぜ～♪

って思う（笑）

ああ、だから、ずーっと劇団の主宰をやっていたのかな（笑）
公演という大きなミッションに、
仲間とともに挑んでいく。

たとえば、
台本が遅れてるとか、
演出意図が役者に伝わらないとか、
スタッフが突然「日程調整できなくなった」と言い出すとか、
〇〇さんの演技が下手くそすぎて、
もとい、異質すぎて、シーンが成立しないとか（爆）
出演者同士が酒飲んで、熱論して、ケンカするとか（笑）
チケットノルマがこなせないとか（涙）

途中、いろんな大波小波＝トラブルを乗り越えて（笑）
打ち上げ会場で、乾杯する。

あん時は焦った～って、
みんなで笑い飛ばす。

それが幸せだから、
また芝居やろうって、集まる。

それは、シンギングボウルでも、同じ。
ビジネスでも同じ。

何かを始めようとしたら、
「えええ、どうしよう･･･」ってことは
必ずと言っていいくらい、
起こる（笑）

でも、それはアトラクションなんだよね。

さぁ、どうやって乗り越える？
誰と力を合わせて乗り越えていく？っていう（笑）

より大きな課題に取り組んで、
より大勢の仲間と、
その課題を乗り越えるためには、
たしかにお金はあった方がいいけど、

だからといって、月収100万＝幸せ、というわけではなく
仲間と大波小波を乗り越えていくことが、わたしにとっての幸せだから、
そういう広告やパーティ出てる友達の投稿に
ザワザワすることはなくなったなー（笑）