1950年代にチベットが中国に占領され、
北インドやネパールに亡命したチベットの方たちが伝えたとされる、シンギングボウル。
北インドのダラムサラは、
チベットの人たちの精神的な支えである、ダライ・ラマ 14世が、
亡命政府(チベット亡命政権)の本拠地を置かれた場所で、
チベットの政治の中心部も担っています。
いわば、チベット文化の中心。
いつか訪ねてみたい、と思っていましたが、
念願かなって、旅することができました。
いざ、インドへ!
ようやく夏の暑さが落ち着いてきた、10月はじめ。
夜明けとともに起床、
最寄り駅までスーツケースを転がして、
8:30に羽田へ。
webチェックインやら、顔認証やら・・・
コロナ前とはシステムがいろいろ変わっていて、
なにやらオタオタするばかりで、かえって時間かかってる(笑)

まずは、インドのニューデリー空港へ。
約9時間の空の旅。
到着したニューデリーは、最高氣温が37℃。
うぉう、また夏に逆戻りか~い(涙)
空港で、迎えのタクシーを待つ間、
チャイをオーダー。
出てきたチャイはあつあつで(謎)
もう、汗が止まりまへん(笑)

素焼きのコップで出てきた(驚)
サスティナブル? でも、口唇の水分が取られて、張り付くよ?(笑)
今回のツアーは、曙橋にあるチベタン・レストラン「タシデレ」さんが企画してくれた
「Tashi Delek Tour Vol.19 タシデレ店主 ロサンと行く!
チベット亡命社会の中心地ダラムサラ 仏教聖地を訪れる旅 9日間」
に参加。

ほら、インドってさ、
空港からホテルまでタクシーに乗ったら、
とんでもないところに連れていかれて、
法外な料金を請求された、とか聞くからさ(汗)
言葉もままならないわたしごときが、個人旅行は怖すぎる・・・
と、思っていたところ、
現地通のロサンさんが連れて行ってくれる、という。
なにこの、安心ツアー!(嬉)
しかも、今年は法王さまが90歳のお誕生日を迎えたとのことで、
謁見の申請を出している、という話。
もう、そりゃ、行くでしょ~!(笑)
リトル・チベット「マジュヌ・カ・ティラ」(Majnu Ka Tila)
ツアー一行は、お迎えに来てくれたタクシーに分乗して、
マジュヌ・カ・ティラにあるホテルへ。
もうね、これが、すごいんだ・・・
帰宅ラッシュの大渋滞の中、2車線のところ、3列で車が走る(驚)
隙あらば、割り込んでくる、急発進&急ブレーキ、クラクションの大合唱。
そんな、約2時間のドライブ。
これがインドかぁ!(笑)
到着したマジュヌ・カ・ティラは、
ダライ・ラマ法王と多くのチベットの人々がインドへ亡命した際、
この土地が難民の定住地として割り当てられ、
以降、チベットの仏教寺院や店、文化施設が育ってきた町。
小さな寺院や店、飲食店、仏具屋、雑貨店などがこの地で営まれていて、
「リトル・チベット」と呼ばれる観光地としても知られてるんだって。
街中には、野良犬&野良牛がいっぱい(笑)
野良犬&野良牛は、ネパールで経験済みだけど、
ネパールの彼らよりも、大きくて毛艶がよい子ばかり(笑)

とりあえず、今晩は1泊して、
(最終日にまたここへ戻ってくる)
明日、ダラムサラへ飛びます!
ダラムサラ編(2)「ダラムサラへの道」に続く~!!
シンギングボウルのふるさとを訪ねて ダラムサラ編
(1)いざ、インドへ!
(2)ダラムサラへの道
(3)リンポチェのお話
(4)ツクラカン・コンプレックス
(5)ここがメンツィーカン!
(6)金の種
(7)チベタン・アート
(8)修行と瞑想とシンギングボウル
(9)苦難の先に
(10)観音さまに呼ばれて
(11)旅の終わりはいつも
シンギングボウルのルーツを訪ねて ネパール編はこちら


